医学部受験・東大受験において現役合格を目指す生徒さん・親御さんを全面的に応援する個別学習塾・予備校「明哲会（めいてつかい）」の塾長です。

このブログでは、日頃、受験指導をしていて、生徒さんからよくされる質問に、なるべくたくさん答えていきたいと思います。

今回は、東大受験に向けた塾選びについて考察してみましょう。
 
 

いかに効率的・効果的な学習ができるかが勝負

東京大学受験において、いかに時間配分を考えて、自分にとって必要な学習を効率よく行うかが重要なことは、ご承知のとおりです。なにせ教科数が多いため、すべてを忘れないようにこなしきるには、コツがいるのです。明哲会では、東大理科Ⅲ類の医学部生だけでなく、理系合格者である東大院卒のプロ講師も揃っています。

つまり東大に通う先輩たちは、合格に必要な実力や正しいペース配分をマスターした受験の勝者なのです。彼らの知識を借りて、自分の学力の客観的な把握、現状の評価、今後の目標に合わせた最適な学習計画を立てることが、どれだけ効率的で効果的であるか、考えるまでもないはずです。合格者が勉強してきた学習方法のうち、いい部分のエッセンスを凝縮して学べるのです。具体的に言うと赤本に載っている過去問は、東大に合格している先輩たちが現地で解いた問題にほかなりません。

東大医学部生や東大の院卒の講師から個別指導が受けられる明哲会では「どの程度出来ていたから、合格した」という実況中継のような授業が受けられるのです。
 
 

入試制度が変わっても、東大の求める受験生像は不変

これから大きく入試のシステムが変わります。今までのセンター試験が廃止され、筆記試験以外にも民間試験の結果などの評価項目が増えていくそうです。これはどういうことかというと、大半の受験生は従来とは違った受験対策に切り替わっていくということです。

しかしながら、東大は「民間試験について、合否判定に使わない」との方針を明らかにしたそうです。やはり「東大の求める受験生」とは、正確な知識を正しく利用し、的確な判断をできるような受験生であることに変わりはないと考えられます。

すると、東大の受験を考えている受験生は、他の受験生と同じ対策でよいのでしょうか？大多数の受験生に向けた画一的な対策で、東大受験を乗り切ることができるでしょうか？

やはり東大受験に必要なのは、周りに流されず、「東大受験での合格へ向けた学習」を積み重ねることです。特定の分野に偏らない幅広い知識、どのような状況においても正しく判断することのできる思考力、周りの変化から必要な情報を集めることのできる洞察力、このような力が東大入試には不可欠なのです。そのような真の総合力を求める東京大学での入試では、やはり、しっかりとした知識の上に成り立ち得る本当の学力が評価されるという方針に変化はないようです。

明哲会は、そもそも合格するだろうという受験生だからといって、一定のタスクを与えるだけでの塾・予備校ではありません。どんなに潜在的な学力の高い生徒さんであっても、その生徒さんにあった学習方法としての微調整は必要です。

浪人して東大に合格した人たちは、自分にあった学習方法をきちんと理解できたときに合格するという自信がもてたという方が多いです。東大合格のために必要な学力に達するために、自分には何が必要であるのかをきちんと分析していくことが、求められると考えます。