医学部受験・東大受験において現役合格を目指す生徒さん・親御さんを全面的に応援する個別学習塾・予備校「明哲会（めいてつかい）」の塾長です。

このブログでは、日頃、受験指導をしていて、生徒さんからよくされる質問に、なるべくたくさん答えていきたいと思います。

前回は受験勉強とは何かについて考えてみました。今回は、基本的な勉強は一通り終わったという生徒さんに向けて、学習段階別に塾・予備校の使い方について、考察していきたいと思います。
 
 

生徒さんによって合う塾・予備校は違う

このような話をすると、もちろん「基本的な学習が終わっていない」「終わっているのかもわからない」と不安になってしまう生徒さんが多いと思いますが、慌てないでください。大多数がそういう生徒さんです。そういう場合は、個別学習指導でしっかりと、自分に合った計画を立てて学習しましょう。明哲会では完全オーダーメイドでの指導体制ですので、不安を抱えたままで、全く構いません。

話を戻して、基本的な学習が終わった生徒さんの学習について考えていきたいと思います。
まず前回の、受験勉強とはどういうものかを踏まえて考えると、この「弱点を克服するためのトレーニングをして、赤本などで時間配分をコントロールして、差がつきそうな問題や予想問題をあらかじめ準備しておく」が一人で出来る生徒さんには、塾は要らないのではないでしょうか。ここまでやり切れる生徒さんは、元々わからない問題も少ないでしょうし、学校の先生に聞けば済むことです。ただ、ここまで自力で出来る生徒さんは、日本に何人いるのだろうと思うレベルです。
それほど素晴らしい能力の持ち主だと思いますし、東大や京大の中でも、かなりの上位層になるでしょう。

次の段階は、基本的な勉強はすべて終わったけれど、差がつきそうな問題や予想問題が知りたいという生徒さんです。とても優秀な生徒さんで、大手の塾や予備校の特待生など無料コースにいる生徒さんたちは、既にこの段階の生徒さんではないでしょうか。
塾でのテキストはこの分野にはとても強くできているので、こういう生徒さんは、塾でもらったテキストをこなすだけでみるみる成績が上がっていくのでしょう。模試の上位者の常連さんだと思います。
こういう生徒さんの中には、この段階の少し前にまだ弱点があり、そこを克服したいという自覚のある生徒さんもいます。この生徒さんたちは、学校の先生や塾の先生に的確に自分の弱点を伝えることができるので、それに応じた問題集の紹介や指導を受けることができてトレーニングを積むことができます。ここまで、学習における自己コントロールができる場合は、少ない時間でも相談に乗ってもらえる少人数制の塾などでも充分活用しきることができるのではないかと思います。
 
 

「完全個別指導」が向く生徒さんのタイプとは

基本的な学習は終わったはずなのに、まだ模試の結果にムラがあり安定性がないが、それがどうしてなのかがわからないといったときには、やはり個別学習指導が必要ではないでしょうか。生徒さんの個性に合わせて、必要なものを考えていき弱点を探っていくということが求められます。弱点がわかれば後は、克服するためのトレーニングを積み、次の段階へ進めばよいのです。
そして、一通りの学習が終わった後に、最後の準備が必要な段階となるのではないでしょうか。赤本での時間配分を考えて、弱点ではなくても強みにしていくためのトレーニングをしたり、差がつきそうな問題や予想問題をより深く理解して、全く見たことがない問題が出ても対応できる練習を積んでいくことが必要になってきます。

東大を受けたいという生徒さんは、実際に東大に受かった講師から具体的なペース配分を聞き、どのようなところまで理解していたら、初見の問題も対応できるかということをしっかり相談して、入念に準備していくことが強みになります。
この具体的な受験に向けての問題の解き方や考え方は、一問一問に込められた要素を解説を受けながら解く必要があるので、個別学習指導の対応が大きく効いてきます。

「東大を受けたい」さらに、「理科Ⅲ類」を受けたいという生徒さんは、是非未来の先輩たちの経験に基づく学習の確認をするためにも、明哲会でも学習を考えてみてください。
明哲会ホームページさらに明哲会のユーチューブで無料で動画を配信していますので、スピード感の練習などに見てみてください。