医学部受験・東大受験において現役合格を目指す生徒さん・親御さんを全面的に応援する個別学習塾・予備校「明哲会(めいてつかい)」の塾長です。
このブログでは、日頃、受験指導をしていて、生徒さんからよくされる質問に、なるべくたくさん答えていきたいと思います。
今日は、前回に続いて、医学部受験・大学受験における英語学習について考察してみたいと思います。
医学部受験や東大受験における英語の長文読解の特徴とは
文法問題をどのように学習していくべきかについては、前回考えてみました。今回は、いよいよ長文読解について、考えていきたいと思います。
医学部の英語は、長文読解が年々多くなってきています。文法や単語だけでなく、きちんと長文を読めるようになることが合否の要となってきます。しかも、医学部受験の英語は、とても長い文章を読ませる大学が多いです。限りのある時間にこれだけの量の長文を理解していくのですから、つけ焼き場で何とかなる方法があるというほうが、不自然です。長文を理解するためには、相互的な本当の英語力がないと理解することが困難です。
そのような問題を理解する本当の英語の力をつけていくには、問題を解きながら、必要な情報を「説明してもらい続ける授業」を、どれだけ多くの時間をかけて受けることができるかどうかにかかってくるのではないでしょうか。どこから、説明が必要であるのかは、もちろん生徒さん一人ひとりによって違います。ここを踏まえた対応ができてこそ、医学部受験専門の個別指導だと考えます。
英語の長文を読む際に大事なこと
そして、長文を読むときに、意識しないといけないことがあります。それは英語は歴史の中で育まれてきた言語だということです。つまり、その文章の書かれた背景を歴史的に理解していないと、正解にたどり着くことが難しい問題が多く出題されているということです。
これらの医学部受験の長文問題をとくために必要な「英語の表現方法」「歴史的背景」への対策としては、問題となっている部分の解説を聞くだけでは、足りないのです。
長文問題を解くために必要な力をつけるには、その長文問題に含まれた生徒さんごとに不足している知識をその場その場で補いながら、学習していくことが長文問題で合格点をとっていくために大切だと考えます。