医学部受験・東大受験において現役合格を目指す生徒さん・親御さんを全面的に応援する個別学習塾・予備校「明哲会(めいてつかい)」の塾長です。
このブログでは、日頃、受験指導をしていて、生徒さんからよくされる質問に、なるべくたくさん答えていきたいと思います。
今日は医学部を受験するために、中学生の生徒さんがやっておきたい学習について、考えていきたいと思います。もちろん医学部受験を考えている生徒さんであれば、高1高2の生徒さんにも言えることですので、現状、まだ受験生ではないけれど医学部受験を考えているという方の学習方法について考察したいと思います。
中学生のときの意識が、その後の大きな差を生む
中高一貫校の大きな魅力の一つといえば、高校受験がないことです。このことは、大学受験を見据えた先取り学習をすることで、有利になるように準備していくことができると考えられます。
この時期を有意義に医学部受験に向けての学習につかうか、意識せずに過ごしてしまうかで、高校3年生の時点での学力に大きな差が出てしまう恐れがあります。それは、高校受験をしていないことで、基礎的な中学生までの学習内容が長期記憶に残っていなかったり、数学や理科の処理能力が伴っていなかったりしてしまうため、はじめから医学受験を意識して準備していた生徒さんとの差は、追いつくにはあまりにも時間がかかってしまうことが想像できます。
とにかく「早く」始めて、有利に進めていくべき
では、医学部受験にむけて中学生はどのようなことを学習していけばいいのでしょうか。いろんなところで言っている通り、習ってもいない大学受験の勉強をすぐに始めるというのではありません。学習というのは、生徒さんの学齢に合わせて出来ることや理解の難しいことがあるので、大学受験のテキストをいきなりやるというのではありません。
中学生が学ぶべき内容の中から、「将来的に医学部受験をするときに、しっかりとできていてほしい内容」を生徒さんの能力に合わせて分析して、丁寧に力にしていくことが必要です。高校受験のための進学塾や学校内での点数をとることが補習塾では、目的が違うため時間がもったいないということがあります。中学生としては、満点をとれる実力を目標にするのではなく、医学部受験に向けてであれば、もう少し理解を深めておくために、医学部受験を見据えた個別指導が重要となってくると考えます。
これらを、学校の授業やテストの足を引っ張らない形で、丁寧に学習していく必要があります。どんなに先取りを優先したくても、学校の授業での内申点をないがしろにした計画では、実際的ではありません。明哲会はオーダーメイドの個別指導塾であるため、学校でのテストでも高得点をとれるように、学習しながら、さらに一歩、医学部受験への道を進めていけるようなサポートが可能です。医学部受験に必要な学力は、一朝一夕ではつきません。早めに始めることで、年齢に応じた努力で、効果的な受験ができると考えます。
医学部を踏まえた学習は、少しでも早く始める必要があるため、明哲会では、中学生からの学習を薦めていますが、もちろん、高校生からでもかまいません。とにかく早くから初めて、現状を有利なものにしていきたいですね。