医学部受験・東大受験において現役合格を目指す生徒さん・親御さんを全面的に応援する個別学習塾・予備校「明哲会(めいてつかい)」の塾長です。
このブログでは、日頃、受験指導をしていて、生徒さんからよくされる質問に、なるべくたくさん答えていきたいと思います。
今回は、「受験にあたって、過去問はどのように活用したら良いか」という質問について考察してみたいと思います。
医学部受験の合格者は、過去問をどう使っているか
これまで数多くの受験生を見てきましたが、東大や医学部に合格した生徒さんたちは、当然かもしれませんが、過去問の使い方がとても上手な人が多いです。
もっと具体的に言いますと、過去問を全部解いたということだけでなく、しっかりと本番へ向けての対策として活用している人が圧倒的に多いということです。
ただ解くというだけであれば、まじめな受験生であれば、当然皆さんがやっていると思います。
しかし、「難しくて、手がつけられなかったといった場合にどうしたらいいのか」
「わからなかった問題はどうしたらいいのか」そして、
「どの程度できればいいのか」など、そのレベルまで掘り下げて、しっかり活用ができていると言い切れる生徒さんは結構少ないのではないでしょうか。
過去問を「単なる過去の問題集」で終わらせてはいけない
過去問に取り組めば自ずとわかると思いますが、中には知識問題として「知っていて当たり前の問題」だけでなく、「まったく初めての知らない情報から、推測していって順序だてて答えていく問題」など様々なものがあります。
それだけでなく、どの問題からどう解くのかといった「合格につながる最後の詰め」に必要な情報が、たくさん詰まっているのが過去問なのです。
とは言え、その具体的な活用方法は、その生徒さんのレベル、勉強の進捗状況、得意科目・不得意科目等によって当然違います。
そのことを理解したうえで、東大や医学部に合格するために必要な点数のとり方を把握していくために、「自分の場合は」どう過去問を解いていけばいいのか、また、どう準備していったら合格したのかといった情報を、すでに合格した先輩たちにどんどん聞くことが非常に重要です。
準備万端な状態で受験会場に挑んでいくためにも、過去問との向き合い方、考えてみませんか。