医学部受験・東大受験において現役合格を目指す生徒さん・親御さんを全面的に応援する個別学習塾・予備校「明哲会(めいてつかい)」の塾長です。
このブログでは、日頃、受験指導をしていて、生徒さんからよくされる質問に、なるべくたくさん答えていきたいと思います。
今回は、医学部受験や東大受験をするための理科学習について考察してみたいと思います。
医学部受験において、理科は2教科とらなくてはいけない
生徒さんの相談を聞いている中で、理科はなぜか、得意だという生徒さんと苦手だという生徒さんの両極端に分かれている教科だと感じます。そして、たとえ苦手であっても、医学部受験では、理科は2教科とらなくてはいけない大学がほとんどです。 「苦手だ」「嫌いだ」といったまま学習を続けるのでは、かなり苦しいのではないでしょうか。すこしでも、はやく苦手意識をとっていくように対応していきたい教科です。
化学は得点源となる教科
まずは、理科の中で、嫌いだけれど学習しているという生徒さんの多い化学について考えてみたいと思います。苦手だという子の中には、学校の授業では、理解できていたはずなのに、いざテストや過去問を解くと全くわからないという意見を多く聞きます。このような場合は、理解しているつもりであっても、医学部受験で必要な本当の理解力にいたっていないのです。
これらの生徒さんに共通していることは、解答を導きだす「技術」が足りていないことが多いのです。医学部受験を念頭に置いた完全個別指導では、お子様ごとに、必要な情報や、使いこなせていない法則や式を探し、深いところまで説明していくことが可能です。これらを補っていくことで、化学の問題の解答を導き出すために必要な技術を身につけていくことが可能となるのです。化学の甘い部分を逐一その場で補い、一人ひとりにあった解答へつなげる技術を身につけることが重要なのです。そして、知識をしっかりと頭に入れ、それを使いこなせる技術を身につけることが出来たときに、化学は得点源となる教科です。
化学は「点がとれる教科」と自覚できると受験勉強も楽しくなってくるはずです。