一人ひとりの生徒さんごとに必要な教科の時間配分を考え、完全にオーダーメイドでカリキュラムを組んでいきますので、能力に合わない授業時間で多くの時間をムダに使ってしまうことがありません。だから、身につき方が圧倒的に違います。
集団授業や自習室といった「勉強した気分」になるごまかしがなく、すべての時間を目の前に講師がいる状態で進めます。問題を解くスピード感に至るまで、東大医学部の講師によるマンツーマンの指導により、休んでなどいられない学習状況が可能となっています。
そして、これだけやるとこれだけ身につくのかという実感をもって学習をしてもらいます。
一斉授業では、クラス分けをしているといっても、2クラスか3クラスではないでしょうか。しかも、講師の都合上、できない教科が一つあると全部できないクラスに振り分けられてしまったりすることも多いようです。また、逆もあり、すべてできるクラスに振り分けられてしまって、よくわからない宿題を友人に聞いて埋めていくだけになってしまっているといったこともあるようです。一斉授業では、全員に同じ宿題を出すので、こういったことも起こってしまうのでしょう。
自分に合わない宿題を抱えて、できない生徒は指されないかと戦々恐々、簡単すぎる宿題を出されていても、授業である以上やらないわけにはいかず時間を費やしてしまう。生徒たちは、授業の空気を壊さないように、立ち回ることに気を使っていかなくてはいけないようです。
もうひとつ、クラスという一塊の人間関係ができることで、些細な摩擦による問題も生まれてしまいます。できるといわれている子は、その印象を崩さないために、やらねばならない苦手教科ではなく得意教科にばかり時間をさかないとメンツが保てなくなったり、できないことを気にしていないそぶりを見せている子は、わざとやっていない演出をし続けなくてはいけないなどのストレスが生まれることもしばしばなようです。受験生活を続けるストレスを抱えた思春期の子どもたちの集団ですから、様々なことがあって当たり前です。
同じ志をもって頑張る友達がいないで大丈夫か、とご心配の方もいらっしゃるようですが、医師になるという強い志をもって、受験に成功した講師陣との交流が本当の意味での支えになってくれることに違いありません。
また、保護者の方の時代と違い少人数制の認識も違います。気づきづらいことですが、この少子化の中の子どもたちにとって20人程のクラスは少人数とは言えません。中学高校は、一クラス何人授業だったでしょうか。恐らく20人から30人だったと思います。20人ほどのクラスでは、少人数という印象を持ちづらく学校の授業の延長の感覚ではないでしょうか。
結局、一番役に立ったのは、個別授業だったといったことはよく聞く話です。
生徒の教科ごとの実力を踏まえて、合格に必要な条件を満たしていく、これを可能にするのは完全オーダーメイドの個別授業での対応しかないと考えます。
完全個別のオーダーメイドが良いのはわかったが、特別に高いのではないかとの疑問もあるかもしれません。明哲会は西武柳沢駅近くの小さい教室であるため、完全個別が実現できています。他の医学部受験予備校のクラス授業のほかに、講習をとり、さらに、個別をとるということを考えると、全教科性の完全オーダーメイドにもかかわらず、あまり変わらない結果となり、かなりリーズナブルだといえます。クラス授業の分、たくさん個別授業を入れることができ、どんどん成績を伸ばしていくことに集中していただける内容だと自負しています。